日本版の技術分類スコアマップにおいて、技術分類の単位として筆頭のテーマコードを使って集計していますが、今回のバージョンアップにより、テーマコードの替わりに FI に切り替えられるようになりました。 また、従来からある、ユーザー分類を使った集計も引き続き利用可能です。
FI は、特許庁の審査でよく使われる特許分類で、全分野を網羅しています。分類の階層の切り替えも可能ですので、分析対象の公報群に適したレベル感での分析が手軽にできるようなりました。
日本版BizCruncher の公報閲覧画面において、従来、引用分析で使用しているデータのみを対象に引用情報を表示していましたが、その他の引用情報も表示するように改善しました。
引用文献は、特許庁より提供されているデータをすべて表示しています。 被引用文献は、日本特許公報(弊社データベース収録に限る)からの引用を逆引きして表示しています。
朱書きの公報が、引用分析の対象(=拒絶査定通知書に記載されていて、かつ、拒絶に至ったケース)となります。
米国版の発明者分析において、発明者の表記の揺れを簡易的な手法で吸収していますが、このロジックを改善しました。
具体的には、姓名と名姓の順序やミドルネームの有無などの揺らぎを吸収し、同一視するようにしました。