課題解決マトリクスの機能を増強しましたので、ご案内します。課題解決マトリクスは、BizCruncher において、最もご好評いただいている分析の1つで、特許公報から課題に関するキーワードと解決手段に関するキーワードを自動的に抽出して、マトリクス状の図に表示する分析ツールです。
このツールを使うと、キーワードの抽出からマトリクスの描画までのすべてを自動的に実行されますが、人の手で不要語や同義語などを設定していただくことにより、さらに精度の高い分析結果が得られます。今回の機能強化により、この設定内容を保存できるようになりました。
従来より、公報群ごとに設定内容を自動的に記憶する機能はありましたが、今回、明示的に保存できる機能を追加したため、別の公報群に、同じ設定内容(=不要語や同義語など)を適用することができます。 (下図、参照。)
CSVダウンロード機能を刷新し、使いやすくなりました。(下図)
オススメの項目でダウンロードできるようになっています。従来、ダウンロード項目を個別に指定するといった煩わしい作業が不要になっています。従来どおり、個別に指定する機能もあります。
ダウンロードするファイル形式に、Excel形式を指定することができます。CSV形式の場合、例えばテーマコードに'3E022' といったコードが入っているCSVファイルを開く場合、そのまま開くと、実数と判定されてしまう問題がありました。 CSV形式でも、ファイルを開く際に一手間加えることで、この問題に対応できましたが、Excel形式でダウンロードすると、煩わしい操作が不要になります。
また、今回のバージョンアップにあわせて、「公報番号」と「FI(File Index)」の項目をダウンロード項目に追加しました。